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NPO法人映画保存協会
HMD京都の世話人が会員です。 ホームムービーの日 HMDを開催する我らの心強い味方。 Home Movie Day 9 HMDの世界共通公式ホームページ。 Home Movies (ITALIA) イタリアはボローニャにある国立家庭映画アーカイブ(L'archivio nazionale del film di famiglia)。 Collezione Antonio Pignotti イタリアのサン・ジミニャーノで見たピニョッティさんのコレクションは素晴らしかった。HMD京都でも展示を目指すのは彼の影響。 検索
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前回投稿が、2012年の京都会場終了第一報という、ふざけた世話人柴田幹太(実名)です。
HMD京都で映写にまつわるすべてにお力添えいただいている吉岡映像さんがBSフジの番組で取り上げられます。先日新たに発見した8mmを持参した際、取材の真っ最中だったことを思い出しておりますが、なにやら面白い番組に仕上がっている予感。 吉岡さんのすごいところはたくさんありますが、HMD京都亀岡世話人の僕が数年にわたり吉岡さんの周りをウロチョロさせていただいて思うところの「すごいところNo.1」は「映写機のランプより熱すぎる魂」で、No.2が「極度に劣化したフィルムも一度は映写機にかけられる状態に修復する技術」です。 その辺が番組のなかでフォーカスされているかどうか、言い換えれば世話人の吉岡さん評(えらそうな意味ではなく)が的を射ているのか、番組を観ることのできる人は確認してみてください。 僕は・・・。民放の見ることのできない環境にあります。 BSフジ「一滴の向こう側」 #
by hmd-kyoto-2011
| 2013-08-08 01:04
| 世話人つぶやき
あけましておめでとうございます。HMD亀岡&京都2012の報告が「その1」で止まったままでした、世話人柴田です。(もうほとんど「回顧」と呼ぶにふさわしい)報告続編でもって新年の挨拶に代えたいと思います。今年の抱負はまた別途。
それでは総括その2。 ここでは亀岡会場を例に、どのようにして「ホームムービーの日」を開催するか(開催したか)を、ご紹介します。 初開催のHMD亀岡には、7家族72本のホームムービーが寄せられました。それぞれに魅力あるフィルムたちですが、亀岡に縁のない京都市在住の世話人にとっては、当然ながら見ず知らずの提供者ばかりです。では、どのようにして、これらのフィルムは集められたのか? 主な広報活動は、全戸配布の「お知らせ版」への情報掲載。全市民の目に届くように整備された唯一無二の宣伝ツールです。一気に普及したtwitterやfacebookなどのSNSでは伝わりにくい、しかし最もフィルムを持っていそうな、そしてフィルムの被写体である可能性の高い世代にきちんと配布される、最重要視すべき媒体です。これを利用しない手はありません。(全国を見渡しても、これほどフィルムが集まった会場は稀なようです。比較に意味はありませんが) 9万人の市民に対して、隔週発刊のお知らせ版で数回掲載された結果としての、7家族72本のホームムービー。果たして、多いのでしょうか、少ないのでしょうか。世話人である僕の見解としては、これは大成功だととらえます。どんな拡大路線も、第一歩がなければただの「点」ですし、7家族が提供してくださったフィルムの上映会をさらにきちんと広報すれば、これはとてつもなく大きな「初めの一歩」になるからです。 不思議に思う人も多いかもしれませんが、この「~本」という数字は、実のところホームムービーではあまり説得力を持ちません。ホームムービーの大多数は、購入したフィルムを撮りきった約3分のリールを最小単位としていますが、それらを大きなリールにつなぎこんだ場合も「1本」ですし、複数のロールから必要なカットだけをつないできちんと編集した作品も「1本」になることも多々あります。結果、HMDを開催しようとフィルムを募集する世話人は、大小様々のフィルムに直面することになります。言うまでもなくそれが、世話人の仕事の一つになります。HMD亀岡の場合、収集は亀岡市文化資料館さんにお任せしていましたが、集まったフィルム(左画像)の調査・選定は世話人の手に委ねられました。 集まったフィルムはまず、提供者ごとにリスト化しました。この部分も、窓口を担当してくださった亀岡市文化資料館さんの抜群の仕事振りが発揮されました。アーカイブズと呼ばれる資料館などは、こういう作業を本職としていますので、僕の出る幕はありません、「寿司は寿司屋で」というわけです。その実、僕自身も大変参考になりました。 開催日前の週末に、提供者ごとのリストを元に状態検査と試写を行ないました。その日は台風直撃の荒れ模様でしたが、本番会場と同じ部屋に映写機を設置し、1本1本状態をチェックしていきます。8mmなのかそれ以外なのか、カラーなのか白黒なのか、サイレントなのか音有りなのか、褪色していないか、縮んでいないか、破損箇所はないか。見た目に判らないところがある場合は、必要に応じて、細心の注意を払いつつ映写します。地道な作業です。僕は今回、1歳児を伴って確認作業にかかりましたが(画像右)、初めは見知らぬ場所に来て興奮気味だった彼も、作業終盤には完全に(遊び)疲れ果てていました。それくらい、根気の要る作業であるとも言えます。しかし世話人は燃え尽きるわけにはいきません、あくまで準備段階なのです。とはいえ、タフな作業です。本番では上映しないかもしれないお宝映像を、逐一見ることができる、このことを喜びにしなければなりません(冗談のようですが大事なことです)。 提供いただいたフィルム全てを上映できないことは、HMDの悲しいジレンマと言えるかもしれません。単純計算でも4時間以上のフィルムが集まった亀岡会場では、上映できなかったフィルムの方がむしろ多かったのも事実です。その上で、各提供者のフィルムにハイライトを見つけ出し、それらを抽出してイベントの上映時間内に収める必要があります。昨年の経験から、トークが長引くこと、映写に段取りが必要なこと、随時休憩が必要なことはわかっていましたので、必要に応じて引き伸ばせる部分や、ショートカットできる部分をプログラムの段階で盛り込んでおくことも、上映する上でのテクニックです。たくさんのフィルムが寄せられることは嬉しい悲鳴とはいえ、できるだけ叫び声は上げたくないものです。 テーマを決めて作品を選び上映することも、幅広い楽しみ方のあるホームムービーならではの魅力といえますが、他方、無関係の映像を無作為に並べて行くこと、そこから不思議なリンクや雰囲気が生まれることも、醍醐味の一つです。いずれにせよ、プログラムを組む時点、さらには上映する最中に、結ぶとなく結んでいくことで、キュッと引き締まった歯切れの良いイベントになります。そこで重要なのは、司会や進行役の存在です。HMDは、フィルムの提供者が映像やその背景について語り、鑑賞者とフィルムの距離を縮める、言わば活動写真の弁士のような役割を求められる傾向があります。そうすることでその場にいるみんなが、より楽しめるようになるからです。ところが全ての人が饒舌に話せるわけもなく、提供者が不参加であることもしばしばで、そうした時に司会者はその役割を発揮しなければなりません。HMD亀岡では、昨年の京都会場に引き続き、京都ドーナッツクラブの代表野村雅夫君に協力を仰ぎました。ラジオ局のディスクジョッキーを本職とする野村君、提供者やお客さんの絶妙なコメントを引き出しつつ、見落としがちなポイントをさりげなくフォローし、抜群のタイミングで笑いも交え、大いにフィルムを引き立ててくれました。やはり「寿司は寿司屋で」、トークも本職にお任せした方が良い場合があります。 本職にお願いしたほうが良いケースの最たる例として、「映写」を上げる必要があります。このことは、場を改めて報告したいと思います。 #
by hmd-kyoto-2011
| 2013-01-02 22:00
| 世話人つぶやき
提供いただいたフィルムを少しずつ返却し始めました。名残惜しいですが、これも世話人の大事な責任。まだ返却できていない提供者のみなさま、申し訳ありませんがもうしばらくお待ちください。
さて総括(その1)。 まず今年の大きなできごとといえば、京都市のお隣り亀岡市でもHMDを開催できたこと。これは数あるハイライトの一つだと思います。しかもそれが、昨年の京都会場の模様を伝える新聞記事がきっかけだったと知り、「拡大路線」を謳っていた世話人は感激したものです。そもそも亀岡に縁のない世話人でしたが、市民の皆さんにお寄せいただいたフィルムを通して、擬似「市民体験」することができたのは、貴重な経験となりました。これぞ「ホームムービーの日」の魅力、と言っても過言ではありません。 また、10月6日の亀岡会場には、同朝日新聞さんが取材に来てくださり、翌々週の京都会場の告知記事を13日の夕刊紙面に掲載していただきました。草の根イベントの企画者にとって、これほどありがたいことはありません。 告知という点では新聞記事掲載のほか、今年2月に引き続き、KBSラジオさんに出演の機会をいただきました。伊舞なおみさんの「みんながメダリスト」内、「だってきいてほしいもん」のコーナーでHMDを紹介させていただいただけでなく、その日のリスナーからのメッセージのテーマも「ホームムービー」にしていただくなど、これまたガッツリ応援していただきました。 さらに10月20日の京都会場には、関西テレビさんの取材クルーも同席し、取材・撮影してくださいました。このときの模様は、25日の関西テレビ「スーパーニュースANCHOR」で放送されました。テレビ向きのドラマチックな側面もHMDは秘めているということを再認識しました。 インターネットとクチコミ以外の広報ツールを持たないHMD京都ですが、結果的に上映しきれないほどのフィルムが集まったという意味では、新聞・ラジオ・テレビという巨大メディアを使わせていただけたことは、大きな成果といえるはずです。ちなみにHMD亀岡は、市内全戸配布の「お知らせ版」という、これまた骨太なメディアで告知する機会を得ました。この点はやはり、公的機関である亀岡市文化資料館さんの存在がとっても効果的だったと思います。 2012年は、亀岡と京都のふたつの会場での開催とその準備を通じて、告知のあり方とフィルムの集め方について見直す良い機会となりました。 (つづく) #
by hmd-kyoto-2011
| 2012-11-12 01:48
| 世話人つぶやき
今日の京都新聞夕刊1面には、HMD京都でも映像が写った伏見桃山城(旧伏見桃山城キャッスルランド」の記事が掲載されています。10年前に京都市に譲渡されて以来、なかなか活用策が決まらないのだとか。耐震やバリアフリーの対応不足もあり、かなり厳しいようです。
こういう記事を読むとあのフィルムを上映できて良かったなあと思うわけです。遊園地を含め、動く映像としてキャッスルランドを今の時代に見ることができるのは貴重な機会だったかもしれませんよ。 同様に、今話題の原発の見学ツアーや国交正常化直後の中国展、領土問題を想わせるアニメーション(持ち込みフィルム!)など、巷で話題の社会問題もホームムービーから垣間見ることができた印象を持っています。こうした時間を越えた社会性もまた、ホームムービーの面白さのひとつといえます。キャッスルランドの後日談と持ち込みフィルムは「想定外」でしたけど。 その他、関西テレビでも取り上げられたフィルムや、HMD亀岡からの招待作品など、「ホームムービーの日 in 京都」での上映作品を後日紹介して、世話人の所感含みの報告に代えたいと思います。 画像なども掲載できれば。 来年の「ホームムービーの日 in 京都」は、10月19日(土)開催です! それまで(その後も)・・・ フィルムを捨てないで下さい!! #
by hmd-kyoto-2011
| 2012-10-29 23:51
| 世話人つぶやき
昨日のKBS出演では、上映プログラムどころか開始時間や会場名まで言い忘れた世話人柴田幹太です。
伊舞なおみさんの「みんながメダリスト」という番組の、「だってきいてほしいもん」というコーナーに出演させていただいたわけですが、なんとその日のリスナーからのメッセージのテーマも「ホームムービー」に! やっぱり「フィルムはあるけど、どうやって見たらいいの?」という内容の声が多かったようです。 困っている人、京都に限らず本当に多いです。 さて、今週末に迫ったHMD京都。下記参照ください。 ***ホームムービーの日 in 京都(HMD京都)*** ■日時: 10月20日(土) 13:30会場 14:00開始 17:00終了 17:05打ち上げ開始 ■場所: 焼肉屋いちなん(〒606-8114 京都府京都市左京区一乗寺北大丸町51) ■SNS ・世話人Twitter(ハッシュタグ #HMD京都 #HMD2012 で検索!) ・HMD京都Facebook ■その他 ・京都が写るフィルム、京都の人が撮ったフィルム、京都に来た人が撮ったフィルム、京都に縁あるフィルムを上映 ・当日の持ち込み歓迎(フィルムの状態、内容によっては上映できないこともあります) ・「上映中の私語・飲食はお断り」はお断り。スクリーンの映像にツッコミを入れるのがHMDです。 ・上映終了後、懇親会&打ち上げを予定(会費制) ・映画史の忘れ物「家庭映画」にもう一度きちんと光を当てたいのです フィルムを捨てないで下さい! #
by hmd-kyoto-2011
| 2012-10-15 23:01
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